5月11日は、「ご当地スーパーの日」です。
これは、全国のご当地スーパーの楽しさや地元で愛されるご当地の味をアピールや応援していくために、一般社団法人全国ご当地スーパー協会が制定した記念日です。由来は、いつものゴロ合わせ「ご（5）とう（10）ち（1）」。この記念日が認定されたのは意外と最近の話で、2021年（令和3年）です。
ご当地スーパーとは
ご当地スーパーとは、その地域でしか手に入らない商品や、地元メーカーと共同開発したオリジナル商品など、地域色豊かな商品を取り揃えているスーパーマーケットのことを指します。近年では、観光客向けの商品開発にも力を入れており、旅先でその地域の食文化を体験できる場所として注目されています。もちろんその地域に根付いてるので地元の人々にも愛されています。
いま、旅先に行く先で気軽にその土地の食材や文化に触れられる「ご当地スーパー巡り」が注目されています。
魅力的なご当地スーパー巡り
- 旅先ならではの食材や文化に触れられる
その地域でしか手に入らない新鮮な食材や、地元の人々に愛されるオリジナル商品などがご当地スーパーでは販売されています。観光ガイドでは紹介されないような、そこに根付いて愛されてるオリジナルの総菜やお菓子があったり、地域ならではの食文化を体験することができます。
- 旅の思い出作りになる
買った食材を使って、料理をしたり、お土産にしたりするのも楽しみの一つです。たとえばバーベキューをするために行くのであれば、地元の牛肉やソーセージなどに舌鼓をうち、ざっと洗った新鮮な野菜やフルーツを食べる。旅先で買った食材を使った料理は、旅の思い出を鮮明に蘇らせてくれます。
- 新たな発見がある
その地域の文化や生活習慣を垣間見ることができる場所でもあるので商品棚を眺めているだけで、その地域の人々の食生活や価値観を知ることができます。
ご当地スーパー巡りを楽しむためのポイント
- 事前に情報収集をする
行きたい地域のスーパーの情報や、おすすめ商品などを事前に調べておくと、より効率的にご当地スーパー巡りを楽しむことができます。
- 地元の人とコミュニケーションを取る
スーパーの店員さんに、おすすめ商品や地元の食材を使ったレシピなどを聞いてみるのもおすすめです。地元の人とのコミュニケーションを通して、より深い旅の経験を得ることができます。
- 試食してみる
多くのスーパーでは、試食コーナーが設けられています。気になる商品は積極的に試食してみましょう。
- お土産を買う
ご当地スーパーは、お土産探しにも最適な場所です。その地域でしか手に入らない商品や、オリジナル商品などを探してみましょう。
ご当地スーパー巡りにおすすめの旅先（東北・関東地方）
地域に根付いてるスーパーが多数あり、そのなかから一部をピックアップして紹介します。
東北地方
ヤマザワ（山形県）
ヤマザワは、焼き立てパンの店が併設された店舗も多く、山形名産で有名なさくらんぼやラフランスなどのフルーツ、米沢牛もあればトマトを推していたりします。また山形育ちの豚を使った加工品（ソーセージやハンバーグ）も有名、芋煮などのご当地グルメに必要な食材や調味料なども豊富です。中華そばの消費も山形は多いので、ならではの食文化を満喫することができます。
ベルジョイス（岩手県）
ベルジョイスは、地域密着型のスーパーマーケットとして、地元の食材や商品を豊富に取り揃えています。岩手県産のアスパラガスや岩手県産のブランド米に岩手牛乳をつかったヨーグルトや聞いたひとも多い小岩井農場のコーヒー牛乳などの乳製品、南部せんべいなどの伝統的なお菓子などが豊富です。また、盛岡三大麺（わんこそば、盛岡冷麺、じゃじゃ麺）の特に盛岡冷麺も購入できるので人気です。
関東地方
ヤオコー（埼玉県）
ヤオコーは、埼玉県を中心に関東圏に展開しているスーパーマーケットです。プライベートブランドには、オリジナルキャラクターがプリントされており埼玉県人にはかなり認知度は高いです。焼き立てパンやお惣菜も人気ですし、埼玉県のブランドポークや名産のお茶やうどんも品揃えは豊富。なかでも「手作りおはぎ」「ピザ」が特におすすめ。他にもから揚げ、厚焼き玉子、ポテトサラダ、その他オリジナルのチルド製品も。
まとめ
『ご当地スーパーの日』は、いろいろな楽しみを見つけることができます。
なかでもご当地スーパー巡りは、旅先ならではの食材や文化に触れ、より深く地域を味わうことができる新しい旅の形です。ぜひ、次回の旅行では、ご当地スーパー巡りを取り入れてみてはいかがでしょうか？
いかがでしたでしょうか。
「ココふる」は現地消費型ふるさと納税サービスですが、最新の旅行トレンドやちょっとした旅行関連の情報、また行きたいと思えるその土地の魅力、もちろん「ココふる」と合わせた情報もお伝えしていきます。
