【今日は何の日】6月10日『路面電車の日』に旅をしよう!路面電車旅に何を想う

6月10日は、「路面電車の日」です。

日本各地で愛される路面電車は、単なる移動手段を超えて、街の風景や歴史、文化を肌で感じられる特別な存在です。今回は、この記念日を機に、路面電車旅の魅力を存分に掘り下げていきます。

目次

路面電車の歴史と文化~街の記憶を乗せて

日本の路面電車は、明治時代半ば日本初の路面電車が運行されました。その後、日本各地に広まり名古屋や東京へと都市交通網として重要な役割を果たしてきました。しかし、モータリゼーションの進展(昭和40年頃)に伴い、乗客数の減少や道路の自動車による混雑化で定時運行が厳しくなるなど苦境に会い、多くの路線が廃止されてしまいました。

近年では、路面電車の持つ「路面電車の音が響く街並み」や「ゆっくりと街を巡る非日常感」といった魅力が再評価され、観光資源としても注目されています。また、路面電車の愛称やオリジナルグッズの開発など、地域活性化に貢献する取り組みも活発化しています。

路面電車旅の醍醐味:街の風景と一体になる

最大の魅力は、なんといっても路面電車の車窓から広がる街の風景を間近に感じられることです。自動車よりも速度がゆっくりとしており、街並みや人々の様子をじっくりと観察することができます。まるで街の空気を感じながら、映画のワンシーンに入り込んだような感覚を味わえます。

また、路面電車は停留所が頻繁にあるため、気になった場所で気軽に下車することができます。一日乗車券や複数日利用可能な乗車券の販売もしてるところもあるので、路地裏の隠れ家的なカフェや、地元の人々が集う商店街など、路面電車沿いの散策は、ガイドブックには載っていない街の魅力を発見する絶好の機会です。

路面電車で巡る旅:おすすめ観光スポットとグルメ

日本各地には、路面電車沿いに魅力的な観光スポットやグルメスポットが数多く存在します。ここでは、その中でも特におすすめの場所をいくつかご紹介します。

  • 京福電気鉄道嵐山本線・北野線(京都府京都市)
    通称は、「嵐電(らんでん)」。
    嵐山:修学旅行やインバウンド、京都に旅行する人なら知らない人はいないというスポット。桜、新緑、紅葉、雪となんでも映えてしまうので、年中の風景や風情が楽しむことができます。
    広隆寺:<太秦広隆寺駅>からすぐ。レトロな路面電車とお寺とを写真撮影することができるスポット。
    千寿せんべい:京都の人なら誰でも大好きなおやつ。名前にあなどるなかれ、お茶や紅茶、コーヒーとなんでも合う。
京福電気鉄道_嵐電(嵐山ゆき)
  • 函館市電(北海道函館市)
    スクラッチ式が珍しい一日乗車券。箱館ハイカラ號(はこだてはいからごう)の車両はレトロ。
    五稜郭公園:映画や観光情報でも目にする五稜郭は、<五稜郭公園前>を下車。
    函館市熱帯植物園:<湯の川>を下車、サル山温泉が有名な観光スポット。特に冬場は寒いのでお猿さんも温泉で温まって、ゆっくりしてる姿が見られるのでおすすめ。
    やきとり弁当:ハセガワストア(函館市内のコンビニ)でできたてホカホカのお弁当。ただのお弁当じゃないソウルフード。

持続可能な交通手段として~路面電車の未来は

路面電車は、環境負荷が低く、省エネルギーな交通手段として注目されています。近年では、路面電車の線路を緑化したり、太陽光パネルを設置したりするなど、環境への配慮も進んでいます。

また、路面電車は高齢者や障がい者にとっても利用しやすい交通手段です。バリアフリー車両の導入や、停留所の情報提供など、誰もが安心して利用できる環境づくりも推進されています。

単なる移動手段を超えて、観光資源でもあるため街の活力源であり、人と人をつなぐ架け橋としての役割を担っています。これからも路面電車の旅を通して、街の魅力を再発見し、日本の文化を守り、未来へ繋げていくことが重要です。

まとめ

路面電車の日は、路面電車の魅力を再認識し、路面電車旅を楽しむ絶好の機会です。路面電車に乗って、日本の街並みや文化を肌で感じ、思い出に残る旅に出かけましょう。

いかがでしたでしょうか。
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