5月9日は、「アイスクリームの日」です。
これは、日本アイスクリーム協会が制定した記念日です。当時の同団体(東京アイスクリーム協会)が1964年5月9日に「アイスクリームデー」と称して、都内の施設や病院などにアイスクリームをプレゼントしたことに由来します。
現在も全国的にこの特別な日に各地でイベントがおこなわれています。
また徐々に気温が上がってくる5月は以前は初夏といわれてましたが、4月末頃から夏日のように感じられる昨今、特にアイスクリームを食べるのにも最適な季節になってきています。ゴールデンウィークも明ける5月9日は、旅行の計画を立て始める時期としても人気があります。
全国各地の絶品アイスを巡る旅
旅先で食べるアイスクリームは、格別なものがあります。その土地ならではの食材を使ったアイスクリームや、絶景を眺めながら食べるアイスクリームなど、旅との相性は抜群なので思い出をより鮮やかに彩ってくれるでしょう。
日本全国には、様々な種類のアイスクリームを楽しめるお店がたくさんあります。以下は、その中でも特におすすめのエリアです。
北海道
言わずもがな北海道は、乳製品の産地として有名です。そのため、濃厚な味わいのアイスクリームが豊富です。ソフトクリームをイメージされる方も多いのですが、実は製法に違いがありソフトクリームは-6℃前後で空気を含ませ柔らかさ、滑らかさ、甘みを強くするのに対してアイスクリームは-18℃で一気に凍らせて固い食感からゆっくりと溶けるものです。
脱線しましたが、言わずもがな北海道では牛乳や生クリームを使ったアイスクリームは絶品です。
このコラムを書いてる筆者も実は、北海道洞爺湖で食べたジェラートに驚いたうちのひとり。牧場直営のカフェで食べた『ホワイトクリーム』と何かをダブルで食べたのですが思い出せず、もう一度行かねばと思い出に浸るほどです。
※ジェラートもまた作る工程が異なるので調べてみてね
沖縄
沖縄は、ならではのフルーツや野菜、名産を使ったアイスクリームが人気です。沖縄の食材で有名な「シークヮーサー」や「紅芋」、さとうきびから作られた「黒糖」や「ちんすこう」を使ったもの、南国特有フルーツのパイナップルやマンゴーとトロピカルな味わいのアイスクリームを味わうことができます。なかでも『ブルーシール』と聞けば、沖縄県内だけでなく関東・中部・関西やオンラインショップなどでも展開してるので知ってるという人も多いでしょう。(まだ食べたことがないという人も多く、沖縄へ旅したときには限定の味もあるので試してみては…)
他にもジェラート、アイスクリン、沖縄産牛乳を使用したソフトクリーム、沖縄方言で『マース』という塩をつかったもの。『ジーマーミ豆腐』をつかったならではのアイスクリームも。それにかき氷ジャンルかもしれませんが氷菓スイーツとして『沖縄ぜんざい』お楽しむことができます。
京都
京都には、お茶どころでもあるので特に「抹茶」や「ほうじ茶」を使ったアイスクリームが観光される方には人気です。老舗の和菓子屋や甘味処(かんみどころ)も数多くあり、抹茶の深い味わいと上品な甘さが特徴です。
見た目も上品なものが多いですが、対照的に抹茶づくしでこれでもかとお茶の濃い粉末やシロップを使い、団子やお菓子をのせてインパクトを出しつつも下品にならないような映えと味のバランスを意識したパフェや、ジェラート、かき氷も多くあります。
老舗から新進気鋭な和カフェなども多くあり、どこに行き味比べをしようか計画していくことをお勧めします。もちろん歴史的な文化遺産が多いまちなので、神社やお寺さんを訪れることをお忘れなく。
【豆知識】アイスクリームの消費量が多いのは北陸圏?2022年度の消費量1位は金沢市(石川県)とこれまでにも消費量で1位を立て続けにとっていました。2023年度は福島市(福島県)に座を奪われましたが北陸や東北では甘党が多い?意外なのは暑い九州圏では、消費量がすくないのです。
まとめ
アイスクリームを目的に旅行するには行きたいエリアでどこで食べ歩きするかと季節と混雑具合を考え、お腹の調子も整えて行く必要があります。
それもふまえて「アイスクリームの日」に、全国各地の絶品アイスを巡る旅に出かけてみませんか?
いかがでしたでしょうか。
「ココふる」は現地消費型ふるさと納税サービスですが、最新の旅行トレンドやちょっとした旅行関連の情報、また行きたいと思えるその土地の魅力、もちろん「ココふる」と合わせた情報もお伝えしていきます。