5月2日は、「緑茶の日」です。
これは、公益社団法人日本茶業中央会が制定した記念日で、立春から数えて88日目の「八十八夜」にあたることから定められました。
八十八夜は、茶摘みの最盛期であることから、緑茶を味わうのに最適な日とされています。また、夏も近づく季節の変わり目であることから、心身をリフレッシュする効果も期待できます。
緑茶の産地を巡る旅
日本には、三大銘茶と呼ばれる『静岡県(川根・本山など)』、『京都府(宇治)』、『埼玉県(狭山)』や、緑茶の産地が多数あります。埼玉県の入間地方で伝わってる茶摘み歌の一節に「色は静岡、香りは宇治、味は狭山でとどめさす」というものがあるのも興味ひかれるのですが、ほかにも生産量が多い鹿児島県や五大銘茶と呼ばれるものに入る滋賀県(朝宮)などこれらの産地を訪れれば、緑茶の歴史や文化を学ぶことができ、新鮮な緑茶を味わうこともできます。
上述した地域からピックアップして。
静岡県(川根・本山など)
静岡県は、日本一の緑茶産地です。富士山麓の豊かな自然環境で育まれた静岡茶は、まろやかな味わいと深い香りが特徴です。
静岡県は富士山以外にも多数の観光スポットがあり緑茶の産地を巡り、川根では静岡県の自然と人工的な造形のコントラストが映える夢のつり橋、塩郷の吊橋、静岡市内の本山は安部川上流域をいうのですが静岡市内では抹茶や緑茶をつかったスイーツやグルメを堪能することもできるので旅の計画をたてるのに何を目的するか迷いどころが良い意味でたくさんあります。
京都府(宇治)
京都府は、宇治茶の発祥の地として知られています。宇治茶は、上品な香りと甘みのある味わいが特徴です。
京都府には歴史的文化遺産がたくさんあるイメージを日本人だけでなく諸外国にももたれており広く知れ渡っていますが、宇治にも平等院鳳凰堂や宇治上神社、萬福寺など、歴史的建造物もたくさんあります。もちろん食べ歩きができるスポットもあり、抹茶や緑茶を使ったソフトクリームやパフェ、ゼリィ、団子などを舌を楽しむだけでなく目でも京都の歴史や文化に触れることができます。
鹿児島県
鹿児島県は、イメージで多いのが焼酎の産地として知られることが多いですが、温暖な気候と長い地形(離島を含む)から日本一早い新茶を味わうことができ、また鹿児島県内全域にかごしま茶ブランドでも色々と発信をしております。もちろん焼酎で有名な霧島も産地として有名です。知覧茶は南九州市のブランドで収穫量も多く、鹿児島県をお茶の生産量全国二位に押し上げています。
鹿児島県には、桜島や霧島温泉など、自然豊かな観光スポットもたくさんあります。緑茶の産地を巡りながら、鹿児島県の自然を満喫することができるでしょう。
緑茶の産地を訪れる際の注意点
緑茶の産地を訪れる際には、もし茶園見学をする場合には時間や予約が必要かどうかを確認しておきましょう。茶摘み体験や製茶体験など、様々な体験プログラムが用意されているので、興味のある方は参加してみるのもおすすめです。また観光しながら食べ歩きできるスポット、お土産購入ができるスポットがたくさんあるのでお腹と財布に余裕をもつようにしないと夕食が食べれないやお土産に予算が割けなくなるなど出るので注意しましょう。
まとめ
『緑茶の日』は、飲むこと以外にも楽しむことができます。
緑茶の産地を訪れて、日本の茶文化を旅しませんか?
いかがでしたでしょうか。
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