洞爺湖は景色だけでなく、温泉やおいしいごはんなど様々なことを楽しむことができる人気の観光スポットなので、宿泊施設がたくさんあります。
数ある宿泊施設の中からどこに泊まろうかと悩む方もたくさんいるのではないでしょうか?
もし、カップルや友達、家族でわいわいと楽しみたいなら、洞爺観光ホテルがオススメです。
こちらは一見、昭和を感じるホテルなのですが、洞爺湖を一望できる立地にあり、温泉やサウナ、岩盤浴付き!ご飯も美味しいという洞爺湖を代表するホテルです。
何より洞爺観光ホテルの魅力はスタッフの方々の接客のきめ細かさ。
2024年5月現在のGoogle mapのクチコミは約1,900件あり、評価は5段階で星4.0!
実際に泊まると、どのスタッフさんも笑顔と気配りの細かさに感銘を受けました。
館内施設はクラシックですが、常に新しいサービスが考えられて提供されており、泊まってみると満足感があります。
今回は実際に泊まった感想と、「なぜ洞爺観光ホテルは接客が素晴らしいのか?」という質問を営業部フロント課の課長 佐々木洋輔さんにインタビューをさせていただきました。
洞爺湖町ココふるでは、ふるさと納税の返礼品として「洞爺観光ホテル 館内サービス利用券」や「洞爺観光ホテル 岩盤浴利用券(60分)」を利用できるので、ぜひご活用ください。
1.洞爺観光ホテルの特徴とは
洞爺観光ホテルとは、昭和17年(1942年)に創業されたホテルです。宿泊施設の多い洞爺湖の中でも歴史が長く、途中で館内はリニューアルもされています。
洞爺観光ホテルの自慢の特徴は、立地と温泉。そして、従業員全体で取り組まれている「お客さまに喜んでもらう取り組みの数々」です。
まず立地です。洞爺観光ホテルは、洞爺湖を望む場所に建てられており、湖畔側の部屋を取れば、部屋の窓から洞爺湖の景色を眺められます。
観光や買い物という点でも、洞爺湖温泉街の中心地にあるので、非常に便利です。洞爺湖のフェリー乗り場にすぐ行けたり、コンビニのセイコーマートがホテルの目の前にあるので、買い物にも困りません。
温泉も売りなのが洞爺観光ホテルの特長です。平成の時に「お客さまのために」という考えでリニューアルされたので、お風呂の種類が多いのです。
大浴場や洞窟風呂、岩盤浴、貸切の家族風呂があり、洞爺湖の中でも屈指の多さを誇っています。
洞爺観光ホテルのお風呂やサウナはこちらの記事で詳しく紹介しているので、宿泊の際の参考にしてみてください。
何よりすごいのが、接客と細かいサービスの数々。
フロント、レストラン、お風呂など、どの部署でも従業員さんが優しく、先回りしてお客さんの困りごとを解決したり、気を配ってくれます。
実際に部屋の様子やサービスなどをこれから紹介していきます。
2.洞爺観光ホテルの部屋
今回、洞爺観光ホテルに宿泊し、6階の湖畔側の和洋室に泊まりました。
部屋は洞爺湖を眺められる湖畔側です。
昼も夜も洞爺湖を眺められ、刻々と変化していく窓際の風景はまさに絶景!
夏季の4月下旬から10月末日は、洞爺湖ロングラン花火大会も行われており、毎夜8時45分から20分間花火を眺められます。
洞爺湖の春と秋の夜は寒いので、外へ出ずに部屋から花火を見られるのは嬉しいポイントです。
和洋室は家でベッドで寝てる人は同じ感覚で寝られ、他の部分は和室で旅行気分を味わえる作りになっています。
枕元にはコンセントがあってスマホの充電もできるし、ベッドの前にテレビもあるのでベッドに寝転びながらくつろぐことも可能です。
建物や内装は古いのですが、細かい部分に配慮が行き届いており、ストレスなく泊まることができました。
また、入り口側は現代スタイルの洗面所とユニットバスがあり、部屋の中でお風呂に入ったり、顔を洗うこともできます。
3.洞爺観光ホテルの夕食・朝食
洞爺観光ホテルは夕食や朝食にも力を入れています。夕食は予約時にメニューを選べ、朝食はビュッフェというスタイルになっています。
夕食はいくつかメニューが分かれていました。
従業員の方にうかがったところ、「春夏秋冬、旬の和(なごみ)膳」は地下1階のレストランでも食べられるし、部屋の中に運んでもらって食べることもできるそうです。
こちらは品数が多く、和牛などのお肉料理も入っていて、春夏秋冬の4つの季節に分けてメニューが変わるのが特長です。
リーズナブルな「和食セット」はレストランで食べることができ、夏(5〜10月予定)は陶板焼き、冬(11〜4月予定)は海鮮鍋の2シーズンで変わるメニューになっています。
取材をしたのは5月だったので、和食セットの陶板焼きを食べてみました。
噴火湾のホタテの使った釜飯。同じく噴火湾の甘エビ、ホタテなどを使ったお刺身。洞爺湖町周辺の野菜などを使った天ぷらなどなど。盛りだくさんの和食が出てきました。
この中でも印象的だったのは、とろける美味しさだったサーモンです。調理師さんがいつも厚切りで切って出してくれるそうで、感動的な味でした。
朝食はビュッフェスタイルになっており、和洋中のさまざまなメニューが揃えられています。
ビュッフェは野菜が充実していました。
特に、蒸したじゃがいもがドーンと置いてあったのは、「素材そのままで十分に美味しい」という北海道野菜の自信を感じました。
札幌から出ると、本当に北海道の野菜は美味しいと言われますが、それを感じさせてくれるビュッフェメニューです。
また、8時を過ぎると調理師さんがオムレツを目の前で作ってくれるライブキッチンも売りの一つ。
東京周辺や海外のホテルにはオムレツを目の前で作ってくれるビュッフェはありますが、洞爺観光ホテルでも味わえます。
4.洞爺観光ホテルの施設
洞爺観光ホテルでは、他にも施設が充実しているのが特徴です。
スナックが併設されていたり、ゲームコーナーがあったり、マッサージ機や売店などもあります。
ロビー近くの喫茶「湖上」にはキッズコーナーもあり、子供を遊ばせている間にコーヒーやジュースも飲めました。
キッズコーナーには今時懐かしいVHSのビデオもあり、昭和・平成レトロを感じます。
面白かったのは、500円で貸し出してもらえるボードゲーム・カードゲームです。オセロやUNOなどの定番ゲームから、人生ゲーム呪術廻戦などの流行りのゲームもありました
NINTENDO SWITCHなどのゲームも2,200円で貸し出されており、友人や家族で来てわいわいと楽しみたくなります。
これは小さい子や大人まで気になってしまうサービスです。「訪れるお客さんに楽しんでいただきたい」というおもてなしの心を感じました。
館内は古いけれど、ちゃんとお客さんに喜んでもらえるゲーム機やサービスが考えられています。これは泊まらないとわからなかった洞爺観光ホテルの素晴らしさでした。
5.従業員の佐々木さんにインタビュー
なぜ洞爺観光ホテルはここまで接客がいいと言われるのでしょうか?
実際に泊まってみると、どのスタッフさんも先回りして笑顔で接客してくれるし、サービスのゲームも老若男女が楽しめるラインラップで、従業員さんが考えて仕入れている様子がうかがえます。
今回は洞爺観光ホテル営業部フロント課 課長の佐々木洋輔さんにインタビューできたので、聞いてみました。
まず、単刀直入に「洞爺観光ホテルはなぜ接客と言われるのでしょうか?」と質問すると、佐々木さんからこんな答えが返ってきました。
「たぶんうちの社長の『お客さんのために』という考え方が全従業員に浸透してるからでしょうね」と。
洞爺観光ホテルの社長さんは忙しい方ですが、事務所にこもっているタイプではないそうです。
佐々木さんがふと入り口を見たら、外に出てお客さんを案内しているくらい積極的に前に出て、「お客さんのために」とできることをやるそうです。
逆に佐々木さんはヒヤヒヤしながら見てしまうそうですが、その社長の背中を見ているので、全従業員に自然と「お客さんのために」という考えが染み込んでいるようです。
また、洞爺観光ホテルの社風として、「お客さまのためになるならなんでもやってみよう」という姿勢が浸透しているそうです。会議で従業員がアイディアを出すと、「まずやってみよう」と前向きに捉えられ、実行に移されます。
中には修正されたり、時間をかけて検討されるアイディアもあるのですが、基本的に「お客さんのためになるならやってみよう!」という社風です。
だから、貸切風呂や岩盤浴の予定表が貼られていたり、ボードゲームの貸し出しがあったり、朝食のライブキッチンのオムレツなどのサービスが続々と生まれるとのことでした。
最後に、洞爺観光ホテルに17年間勤務されている佐々木さんに洞爺湖のオススメを聞いてみると、こんな答えが返ってきました。
「景色ですね。洞爺湖は四季折々の景色がいいんですけど、ぼくが本当に感動したのは冬の朝です。前の日にしんしんと雪が降り、次の日の朝に晴れた時、この世のものとは思えない綺麗な景色が洞爺湖には広がっているんです」
「木の枝に雪が残り、地面も新雪で真っ白に降り積もり、そこに朝日が照らされる。その洞爺湖の白い世界が本当に綺麗なんです」
「翌日の朝も雪が降り続く日もあるので、滅多に見れないのですが、見れた人は本当にラッキーです。ぜひ、冬の洞爺湖にも訪れてほしいですね」
熱を帯びて語ってくれた佐々木さん。本当に洞爺湖とホテルをお客さんに楽しんでほしいと考えて働いてきた方ならではの視点だと感じました。
まとめ
洞爺観光ホテルは、外観も内装もクラシックで、懐かしい日本のホテルです。しかし、泊まってみると立地、温泉、料理、サービスが本当に素敵なホテルでした。
いいホテルとは、決して施設のハード面で決まるのではなく、ソフト面の人材やサービス、意識も大事だと感じさせてくれます。
社長が「お客さんのために」という意識を全従業員に浸透させて、日々実行するのは本当に大変です。しかし、洞爺観光ホテルは、今日もそれが行われています。
佐々木さんに洞爺観光ホテルで働くやりがいを伺うと、「自分自身ではなく、他の従業員をお客さんに褒められた時は、自分のことのように嬉しくなります。それは他の従業員も同じだと思うんです」と自然とおっしゃっていました。
他人より自分のことを認めてほしいと思うのは人の常です。でも、洞爺観光ホテルの従業員さんは洞爺観光ホテルという職場を自分の一部のように考えられているから、他の従業員が褒められると嬉しく感じられるのでしょう。
素敵なホスピタリティーなので、「いいホテルに泊まったな」という感想をチェックアウトに持てるはずです。
ぜひ洞爺湖を訪れる際は、洞爺湖観光ホテルを予約をしてみてください。
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