近年、日本への訪日外国人旅行者数は年々増加しており、2023年は約2,506万人でした。コロナ禍以前(2019年)の約8割まで回復と同時に、他国への旅行と比べて安い物価や円安により日本旅行の感度が高くなってます。また2024年のインバウンドは過去最多更新の期待も高く、訪日外客数は3,300万人をこえるのではないかと予想されています。
多くの観光客は東京、大阪、京都などの主要都市に集中しており、地方への旅行者はまだ少ないのが現状です。
ただ「落ち着いた空間や時間を楽しむ」ことを目的に訪日される海外旅行者も、国内旅行を考えるかたも。
そこで今回は、まだ知られていない日本の観光地を5つご紹介します。
海外旅行者にまだ知られていない観光地5選
1. 鳥取県:手つかずの自然とユニークな観光スポット
人口密度が低く、手つかずの自然が残る鳥取県。鳥取砂丘、浦富海岸、大山、湖山池など、美しい自然景観を楽しめる観光地があります。また、砂丘美術館、水木しげるロード、鳥取二十世紀梨記念館、青谷上寺地遺跡など、ユニークな観光スポットもあります。
都会の喧騒から離れて、ゆっくりと過ごしたい方におすすめです。
2. 島根県:神話の国と歴史的な観光地
神話の国として知られる島根県。神話にゆかりのある出雲大社、八重垣神社、須佐神社、美保神社。松江城、石見銀山、津和野城など、歴史的な観光地があります。また、隠岐諸島や大山など、自然豊かな観光地もあり、日本最古の温泉と言われる玉造温泉も美肌効果が高い温泉として有名です。
神話や歴史が好きで、日本の古き良き文化に触れたい方におすすめです。
3. 徳島県:阿波踊りと鳴門の渦潮
日本三大盆踊りの阿波踊りや世界三大潮流の鳴門の渦潮で全国的にも有名な観光スポットで知られる徳島県。祖谷のかずら橋、大歩危・小歩危など、秘境と呼ばれる自然景観を楽しめる観光地もあります。また、眉山ロープウェイ、阿波おどり会館、徳島城、大塚国際美術館など、立ち寄って楽しむことができるスポットもあります。
有名な観光スポットも抑えつつ、自然もみて城も見て観光をよくばりたい方におすすめです。
4. 高知県:坂本龍馬ゆかりの地と自然景観
幕末の英雄である坂本龍馬ゆかりの地として知られる高知県。高知市内には、坂本龍馬像、坂本龍馬誕生地、坂本龍馬記念館、桂浜など歴史ドラマやアニメ、マンガなどで主人公になった坂本龍馬の聖地やロケーション旅(ロケ地巡り旅)ができます。また足摺岬、四万十川、仁淀川など、自然景観やアクティビティを楽しめる観光地があります。
ひろめ市場で高知定番グルメが食べたり、鍋焼きラーメンなどのローカルグルメも充実しています。
5. 佐賀県:吉野ヶ里遺跡とバルーンフェスタ
吉野ヶ里遺跡や佐賀インターナショナルバルーンフェスタ(毎年10月~11月実施、2024年は10月31日~11月4日予定)で知られる佐賀県。鍋島藩歴史館、葉隠資料館、佐賀城本丸歴史館など、歴史的な観光地もあります。日本三大美肌の湯とされる嬉野温泉、武雄温泉には国の重要文化財である武雄温泉楼門もあります。グルメだとブランド化した佐賀牛や呼子イカ、ご当地グルメのシシリアンライスなど佐賀を堪能できます。
観光地として徐々に知られてはいますが、まだまだ新しい発見ができる魅力があります。
まとめ
これらの都道府県は、まだまだ多くの外国人に知られていない観光地です。
美しい自然景観、歴史文化、グルメなど、それぞれの都道府県が魅力を持っています。
訪日外国人旅行者だけでなく日本人旅行者も、これら世界全土まだ魅力が知られていない観光地を訪れることで、より深く私だけが知る日本を体験することができます。
以下、参考文献
・宮嶋貴之.グローバル経済・金利ウォッチ「2024年のインバウンドは過去最多更新となるか?」.ソニーフィナンシャルグループ株式会社.2024-01-22(参照日:2024-03-11)
いかがでしたでしょうか。
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