洞爺湖の絶品スイーツ揚げたての「いもてん」が食べられるのはここだけ!わかさいも 洞爺湖本店の魅力を紹介します

洞爺湖の絶品スイーツ揚げたての「いもてん」が食べられるのはここだけ!わかさいも本舗 洞爺湖本店の魅力を紹介します

わかさいもという「いもが使われていない北海道のお菓子」を知っていますか?

わかさいもは昔から北海道を代表するお菓子で、北海道のお土産屋さんやスーパーに行くと必ず見かける定番商品です。

実は洞爺湖にあるわかさいも 洞爺湖本店に行くと、「いもてん」というわかさいもを揚げた限定商品を食べられます。

これが最高に美味しく、揚げたてのいもてんを食べるため、わざわざ遠方から洞爺湖本店に足を運ぶ方もいるんだとか。

この記事ではわかさいも 洞爺湖本店のいもてんの魅力を紹介します。

目次

1.わかさいも本舗のいもてんとは?

わかさいも

いもてんはわかさいもというお菓子を天ぷらにして揚げたスイーツです。

わかさいもは、わかさいも本舗を代表する名物のお菓子。

その歴史は古く、1920年代に若狭函寿(わかさ はこす)さんが大学芋にヒントを得て、「さつまいもが取れない北海道で、いもの味を再現したお菓子を作りたい」と考えて作られました。

作り方は、最初に北海道の胆振(いぶり)地方で採れる大福豆と、北海道で採れる甜菜の砂糖を合わせて白あんを作ります。

そこに、さつまいもの繊維を再現した刻み昆布を練り込み、黄身醤油を塗って焼き上げると、さつまいものような見た目と食感のわかさいもができるのです。

1930年にわかさいもと命名されて、洞爺湖温泉で売られ始めました。

いもてん

洞爺湖本店の社員の方にインタビューさせていただくと、いもてんが生まれたきっかけは、創業者の若狭函寿さんやわかさいも本舗の社員の方々のふとした思いつきだったとのこと。

「天ぷらにはさつまいもを揚げたネタがある。なので、わかさいもを揚げたらサクサクした食感が出て美味しいのでは?」

こんな思いつきから試してみたところ、とても美味しかったのだそうです。その後に工夫を重ね、油や天ぷら粉をこだわり、いもてんは商品化に至りました。

ただ、とっても美味しいいもてんなのですが、いもてんは消費期限が2日間しか持ちません。

そのため、いもてんを販売しているのは洞爺湖本店と登別東店の2店舗のみ。その中でも、店員さんが揚げたてのいもてんをその場で実演販売してくれるのは、洞爺湖本店のみなのです。

だから、いもてんが好きなお客さんは、揚げたてのいもてんを食べるために、北海道各地からわかさいも 洞爺湖本店に足を運ぶそうです。

まさに、洞爺湖でしか食べることができない味なので行ってみました。

2.ガラス張りのレイクビューがあるわかさいも 洞爺湖本店の店内

わかさいも本舗洞爺湖本店

わかさいも 洞爺湖本店は、洞爺湖の見える洞爺湖温泉街にあります。

わかさいも本舗は9店舗あるのですが、観光地の中にあるのは洞爺湖本店だけだそう。そのために駐車場スペースも広めに確保されていました。

店舗の前には健食の手湯という手湯があり、温泉地として有名な洞爺湖の温泉を楽しむこともできます。

わかさいも本舗洞爺湖本店の店内

店内に入ると、店舗の洞爺湖側は一面ガラス張りで、美しい洞爺湖の景色が広がっています。

お土産店で季節を問わず、絶景のレイクビューを楽しめるのも洞爺湖本店ならではです。

3.洞爺湖本店で揚げたてのいもてん

いもてんの実演販売

わかさいも 洞爺湖本店の入り口から右奥に、いもてんコーナーがあります。

・1個入り 140円(税込)
・3個入り 420円(税込)
・6個入り 840円(税込)

お土産にも持って帰れますが、やはり洞爺湖本店に来たら揚げたてのいもてんを食べたいですよね。

1個から注文できるので、非常にありがたいです。

いもてんはレジで注文すると、店員さんがそのまま実演販売所の厨房に入り、衣をつけて揚げてくれます。

いもてんを揚げる様子

デモンストレーションを見てみると、天ぷら粉に入れたわかさいもの衣を高い位置に上げて切り、素早く黄金色の油に投入していました。

店員さんは慣れており、衣を切る姿には熟練の技を感じられます。油の中で揺れるいもてんの衣の色味が変わってくると、食べ頃の合図です。

いもてん

油を吸収しやすい天ぷら紙に入れて、いもてんを出してもらいました。

天ぷらは揚げたてが命!さっそくいもてんを食べてみると、思わず「美味しい!」と口から漏れてしまいました。

サクッとした甘めの衣の食感に、熱が加えられた柔らかい白あんの甘さ。これが絶妙なハーモニーを出していて、美味しいのです。

わかさいもも好きですが、別のお菓子と思ってしまうほどの衝撃があります。

お店の社員さんのお話を聞いたところ、いもてんは天ぷら粉、揚げる油にもこだわっているそう。

こだわりとして、いもてんをまぶした天ぷら粉には、砂糖を入れています。「砂糖を入れることによって天ぷら衣にねばり気が出て、わかさいもの上に一層の膜ができるんです」と教えてもらいました。

揚げる油にもこだわっていて、甘めの米油を使っているそうです。

甘い素材にこだわっているいもてんですが、びっくりしたのが、中に入っている刻み昆布との相性でした。

いもてん

細長く切られた刻み昆布の塩味が、天ぷら衣とわかさいもの甘さを和らげてくれています。これが絶妙に合っていました。

その美味しいいもてんを、洞爺湖本店のイートインコーナーでは、洞爺湖を眺めながら食べることができます。

いもてん

4.わかさいもの百年の歴史がわかる展示コーナー

わかさいも歴史展示

わかさいも 洞爺湖本店には展示コーナーもあり、わかさいもの歴史や原料などが解説されています。

せっかくなので、わかさいも 洞爺湖本店を訪れたら見てほしい場所です。

わかさいも主原料というコーナーでは、わかさいもの歴代のパッケージやわかさいもの原料も置いてありました。

原料を見ると、大福豆、昆布、醤油などのレプリカが展示されていて、わかさいもがいもを使わずに作られていることがわかる展示です。

創業者の若狭函寿の遍歴というコーナーでは、かつてわかさいも公式HPに載っていた漫画『わかさいも一代記』があったり、創業当時の様子を再現したミニチュアの屋台も!

北海道ではお土産コーナーやスーパーで見慣れている黄色のわかさいものパッケージですが、約100年の歴史を感じ取れます。

まとめ

わかさいも 洞爺湖本店は、洞爺湖温泉街にあり、洞爺湖のお土産を買いやすい場所です。しかし、魅力はそれだけではありません。

洞爺湖本店だけでしか食べられない揚げたてのいもてんを食べたり、一面ガラス張りのレイクビューを眺められるなど、観光スポットとしても見逃せない場所です。

また、わかさいも 洞爺湖本店の2階にはレイクビューを楽しみながらご飯を食べることができるレストラン「仙堂庵」があります。

仙堂庵の魅力はこちらの記事で紹介しているので、洞爺湖に旅行へ来た時は、こちらもぜひ立ち寄ってみてください。

洞爺湖を眺めながらランチ!噴火湾ホタテ御膳が名物の仙堂庵を紹介

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