ふるさと納税のことを誤解している人は、どれくらいいるのでしょうか。
もし一言で説明すると、ふるさと納税は都道府県や市区町村への寄付です。
確定申告をおこなうことで、所得税の還付と住民税の減額ができるので(一定の上限はありますが)、実質支出が約2,000円で、その支出を上回る金額の寄付ができる仕組みになっています。
「メリットがありそうだからやってみよう」「お得に返礼品が届くならやってみようかな」ということが始めてみるきっかけのひとつになっても全然問題ありません。
そんなふるさと納税の魅力についてをご紹介していきます。
(注)寄付先が5団体以下の場合は確定申告不要になる「ふるさと納税ワンストップ特例制度」があります。
ふるさと納税の魅力を3つ紹介
1.地域を応援できる
生まれ育って離れてしまった故郷や好きな場所がある地方や都市、災害復興を応援したい自治体などへふるさと納税することで、それらの自治体を寄付として応援できます。
その寄付金の用途も、明確にすることができ地域インフラの整備や災害復興だけでなく、子育て支援や福祉支援など、特に応援したい分野に絞って応援することも可能です。
例えば自分んが行ったことのある思い入れがある町の観光業を応援したいのであれば、その分野を選んで寄付することもできたりします。
ご自身の住民票がある自治体への寄付も可能です。
ただし、その場合返礼品を受け取れないということを覚えておいてください。
2.寄付額に応じた返礼品をもらえる
寄付をした自治体からその土地の特産品などの返礼品がもらえます。
その土地の特産物は、人気があり定番化されているお米や肉類、野菜や果物、加工品や調味料、ご当地キャラグッズや食器類など、幅広い地域の名産品を楽しめるでしょう。
ご当地ブランドの蟹や牛肉、有名どころの日本酒や焼酎、名産地にある和食器の焼きものや郷土品などさまざまです。
その他にも常時利用できるトイレットペーパーや洗剤、スキンケア用品やタオル等の日用品まで、また服やアクセサリーまであります。
日本の味めぐりや体験をすることができ、ちょっとしたお土産を手にした感覚になれます。
『ココふる』は、旅先で利用できる『現地消費型のふるさと納税』サービスです。
旅行やちょっとした遠出、帰省などのタイミングで。またお仕事で行った地方や都市のお店や施設で。
その場で使うことができるサービスを目指しています。
3.寄付金で控除を受けられる
自己負担金2,000円を除いた寄付金の全額分を翌年以降に、「寄付金控除」として受けられます。
ただし、年収と家族構成で控除額に上限が設けられています。
例えば、年収400万円の一人世帯の控除額の上限は、39,000円です。(※1)
また、控除を受けるためには確定申告が必要となりますが、<確定申告不要な給料所得者>で<ふるさと納税をした自治体が1年以内に5つ以下>の条件に満たされていれば、確定申告なしで控除を受けられる「ワンストップ特例制度」を利用可能です。
もしワンストップ特例制度を利用する場合は、「寄付金税額控除に係る申告特例申請書」を総務省のホームページやふるさと納税ポータルサイトからダウンロード・印刷し、必要事項を記入します。必要書類(※2)を添付し、寄付をした自治体に返送すれば、控除の手続きが完了します。
(※1)2024年2月15日付シミュレーション値
(※2)身分証明書やマイナンバーカードなどのコピー
いかがでしたでしょうか。
「ココふる」は現地消費型ふるさと納税サービスですが、ふるさと納税に関わるさまざまな情報やちょっとした旅行関連の情報、また行きたいと思えるその土地の魅力についてこれからもお伝えしていきます。